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『とらえどころのない中国人のとらえかた』  (講談社α新書)

東日本国際大学 留学生別科 宮岸雄介 著

book_toraedokoro.jpgのサムネール画像相手のことを気にかける日本のマナーは美徳であるが、その相手も自分と同じ考えを持っているはずだという「自己同一視」を前提としている。

そもそも日中両国の間には、大陸と島国という歴然とした気候風士の決定的な違いが存在し、その習慣や感性といった国民性も水と油ほどの違いがある。しかし、同一視の狭い了見は、違いを違いと認識する前に、アジア諸国を発展途上国と見なし、文化的異質性をも遅れたものと判断しがちである。

北京に暮らして、「中国人は」と性急に定義づけるよりも、目の前の中国の友人と対等に真摯に付き合うことの大切さを痛感した。好き嫌いという感情はさておき、それぞれの違いをまず認め合い、お互いのいいを学び合えたら、両国は最高のパートナーになれるのではないか。(本書の帯より)