矢野 明宏の最近のブログ記事

 福祉環境学部”矢野ゼミ”(2年生)では、学生が<授業(学習発表会)を行いました。

 12月16日の<授業(学習発表会)では、「家族福祉」をテーマに行い予想を上回る多くの友人や教職員の方々も来てくださいました。参観して下さった皆様には心温まる激励をいただきまして、ありがとうございました。
 終了直後にはゼミ生で反省会を行い、今後につながる多くの”気づき”を共有することができました。

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 この発表会を行うまでに、ゼミ生たち(9名)は、チーム分け(3名1チーム)の段階からメンバーで話し合い、共通理解を持ち、必要な役割分担を行うなど綿密に準備。そして、友人や教職員の方々に招待状も配らせていただき、発表の日に備えてきました。

 この授業では、これらの過程(ふだんのゼミ生それぞれの一挙手一投足)すべてが“学び”であるととらえて進めています。これは、ソーシャルワーカーとしての基本姿勢を身につけていくことにも大いに結びつきます。
 担当教員からの指示は、「担当日をチームの責任で行う」ということのみで、自分の「社会福祉観」を意識していれば、テーマ設定や発表形式などは自由です。
  
 この<授業(学習発表会)は、新年1月20日「方言について」 、27日「虐待について」のテーマで引き続き行います。 両日とも、10:30~12:00まで 4-401教室で実施いたします。どなたでも参観できますので、どうぞお越しください。お待ちしております。


教員エッセイ:雑感「おままごと」

 皆さん、お元気ですか?巷では早くも花粉症を気にする季節(執筆日:2007.2.7)になりました。

 今となってはだいぶ前のことになりますが、お許しください。NHKのテレビ小説で「天花」というドラマが放映されていたのを覚えておられる方はいらっしゃいますか?確か、理想の保育を目指し、日々成長していく保育士を描いたドラマであったと記憶しております。ウルトラマンシリーズを期待???していた方はごめんなさい(前回ブログ2006.2.8掲載)。

 ある日の「天花」の放送で、最近保育園に通う子どもたちの「ままごと」のことが話題になっていた場面がありました。今のこどもたちの「ままごと」で人気のある役割は「赤ちゃん」だと言っていました。その理由は、「みんなにやってもらえて、自分では何もする必要がなく、楽だから」だそうです。逆に一番人気のないのは「お父さん」役だそうです。また、それに続くワースト2は、「お母さん」役です。その理由は「朝から晩まで働いて忙しくしており、疲れそうだから」だそうです。ドラマの天花先生や主任の珠江先生の時代は、「お母さん」役が人気だったそうです。私、矢野の時代もそうだったろうと思います。ちなみに、サザエさんのアニメのなかでのタラちゃんやリカちゃんたちが行う「ままごと」では夫婦(お父さんとお母さん)役の場面がほとんどであったような気がします。たまに、波平さんやマスオさんが子ども役をやっていましたね(笑)。皆さんの時代はいかがだったでしょうか?

 子どもたちって、大人のことをすごくよく見ているなぁとつくづく思います。前述の「ままごと」のエピソードも子どもたちが大人をよく見ているという証拠となるものでしょう。そういえば、わが娘が、保育園に通っている頃、私や妻が発した言動や態度を実にうまく真似ており、私たち夫婦がハッとさせられたことが何度となくありましたっけ。子どもたちからいろいろと教わることも少なくないことを認識させられました。

 いま子どもたちに関わる問題・事件や事故が多発しております。私たち大人は子どもたちをそれらのことから守らなければなりません。そのためには、私たち大人が日頃から子どもたちに「よい手本」を見せているのかを改めて問い直す機会が必要であると考えます。子どもたちに明るい未来を実感してもらえるように私たち大人が考えていかなければいけませんね。できることから確実にコツコツと...。

 ところで、子どもたちは、前述の「ままごと」のエピソードにあるような楽をしたいと思うほど、何をしてそんなに疲れているのでしょうかねぇ。このことについては、別な機会があれば、そのときにお話したいと思います。まあ、私は何かをするとすぐに疲れてしまいますが...(笑)。おっと、失礼!

 皆さん、くれぐれもお体に気をつけて、お過ごしくださいね。では、また。


矢野明宏

教員エッセイ:地球を征服されないために...?

 皆さん、お元気ですか? 巷では、風邪やインフルエンザが流行っているようです。くれぐれも健康にご留意くださいね。

 突然ですが、皆さんは、メトロン星人っていう宇宙人をご存知ですか?

 メトロン星人は、地球征服のために1967年頃、地球にやってきた宇宙人なのです。でもこのメトロン星人、他の地球征服を狙う宇宙人とは違い、暴力的に地球を破壊して征服しないんです。では、どうするのか? 「地球人の心を狙う」のです。メトロン星人は「地球は地球人同士の信頼関係で成り立っている。それを壊せば簡単に地球は私たちのものになる」と言い、まず最初に「北側(川)町」の住民たちに、信頼関係を崩すような「仕掛け」をしていきます。しかし、ウルトラ警備隊とウルトラセブンの働きにより、メトロン星人の地球征服の野望は見事に打ち砕かれました。

 あれから30数年経った2005年冬、なんとメトロン星人がまた現れました。実は、再度地球征服をしようと チャンスを窺って、「北側(川)町」に潜んでいたのです。メトロン星人の今回の地球征服の方針は、「何もしないこと」なんです。なぜなら、「地球人は昔のように信頼関係で結びついていないので、黙ってみていれば、そのうち完全にそれがなくなり、自然とメトロン星人の手に入ってくるから、 何もしないで待っていればよい」からです。しかし、今回もまた、地球防衛軍ダッシュとウルトラマンマックスの活躍により地球は征服されずに済みました。メトロン星人の予想以上に地球人には人と人との間に信頼関係が築かれていたのです。地球人もまだまだ捨てたものではなかったということです。

 今の私たちの暮らしに目を移してみるとどうでしょうか? 人と人とのつながりが希薄になり、他の人のことを考えない身勝手な事件、事故が目立ってきています。これでは人と人との信頼関係が崩れていってしまいます。それこそ、メトロン星人に私たちの暮らしている地球が乗っ取られてしまいます。皆さんはいかがお感じですか?

 ところで、社会福祉は、私たち一人ひとりがいつまでも住みなれたところで自分らしく暮らし続けられるようにお手伝い(援助・支援)するためにあります。そして、その援助・支援に従事する専門職としてソーシャルワーカーと呼ばれる人たちがいます。そのソーシャルワーカーの仕事は、福祉を必要としている方々との信頼関係を築くことから始まります。これを築けないと、援助は成り立たず、問題の軽減や解決への歩みは前に進まなくなります。

 私たち一人ひとりがいつまでも住みなれたところで自分らしく暮らし続けられるように、私はこの信頼関係というものを改めて考えてみたいと思います。日々の暮らしで忙しいとは思いますが、皆さんも少し立ち止まって、私と一緒に考えませんか?

 メトロン星人が私たちの身近なところで、またまた地球征服のチャンスを狙っているかもしれませんよ!

 続きは、どこかの機会で...。また、お会いしましょう!

矢野 明宏

(2006/ 2/ 8掲載)