学校法人昌平黌は東日本大震災により被害を受けた学生・生徒・園児等の支援と震災の影響で半壊した1号館の建替え及び被害を受けた施設・設備の修復のため寄附金の募集を行うことと致しました。
寄附金募集趣意書
学校法人昌平黌は、孔子の教えに基づく儒学を建学の精神とし、明治36年に開成夜間中学を前身として開設されました。その後、このように長きにわたり、幾多の卒業生を送り続けられたのもひとえに保護者、ならびに地域住民の皆様方のご支援の賜と深く感謝しております。今日の日本の社会は道徳的な乱れが著しく、儒教等の精神教育の大切さが新たに見直されつつあり、来年の創立110周年に向けて本学への期待がさらに大きくなりつつあると感じているところであります。
本学の東日本国際大学は、一貫して世界の平和と人類の福祉を基調とする経済学ならびに社会福祉を研究・教育し、国際社会・情報化社会・福祉社会に貢献しうる幾多の人材を育成し、東北地方、とりわけ福島県の産業・行政等を支えてまいりました。また、いわき短期大学においても幼児教育、社会福祉の分野で多くの優秀な卒業生を養成し、地域の幼稚園、保育園、社会施設の発展に寄与してまいりました。さらに、大学附属昌平中学・高等学校、短期大学附属幼稚園は地元の皆様に愛され、地域に深く根ざしております。
本学の特徴は、この厳しい経済状況のもとで、大学92%、短大98%という高い就職率を維持しているところにあります。これは、少人数による充実したゼミ教育と、儒学等に基づく人間教育及びキャリア教育が社会から高く評価されたものと考えられます。また、学生たちは、スポーツの分野でも野球、柔道、卓球、弓道、バドミントン、サッカー、空手、ゴルフなど多くの分野で活躍しており、特に全日本大学野球選手権でベスト4に進出したことは記憶に新しいところです。さらに本学は、「日本で一番留学生の面倒見の良い大学」と評されているとおり、これまで東洋から幾多の留学生を育成し、諸外国の発展に寄与してまいりました。また、大学附属昌平高校におきましても国公立大学や有名私立大学への進学、インターハイ出場など各分野で目覚ましい実績をあげているところであります。
さて、このたび、平成23年3月11日に発生した東日本大震災により地震と津波で東日本地域に人的・物的に甚大な被害がもたらされました。このような危機の時代こそ、長年支えていただいた地域の皆様にご恩返しできるチャンスだと考え、大学としてできるさまざまな復興支援を現在検討しており、福島県浜通りの発展の中核になるべく努力していく所存であります。
世界の歴史をひもときますと、人類はこれまで何度も大きな危機に直面してまいりましたが、どんな地域や時代であっても、復興に向けて中心的な役割を果たしたのが、次代を担う若者たちの教育でありました。本学におきましては、このたびの震災で大学の校舎の1棟が半壊し使用不能な状況となりました。そのため教室等が不足し、早急に建て替える必要があります。また、被災学生とその家族に対して、授業料の減免や住居の貸与などにいち早く取り組んでまいりましたが、まだ十分な支援をしているとは申せません。今後の地域社会の復興を担う若者たちを支援するため、どうか寄附金募集の趣旨にご賛同をいただき、格段のご支援、ご協力を賜りますよう、ここに謹んでお願い申し上げます。
平成24年1月
寄附金募集要項 shk02.pdf
寄附申込書 shk03-2.pdf
shk03-1.doc